あるある言いたい
獣医師の大岩です。
近頃は朝晩冷え込む時期になってきましたね。
犬猫達が、窓際などで気持ち良さそうに日向ぼっこしている姿が微笑ましく羨ましく思える、そんな時期でもありますね。
今回はこの時期ありがちな動物達の体調についてのあるあるを書きたいと思います。
①朝晩、昼間の寒暖差による消化器症状
主に下痢や嘔吐です。 ものによっては、しっかり注射や点滴でケアしてあげないと中々改善しないケースもあります。
②雄猫のおしっこトラブル
気温低下による飲水量減少に伴い尿が濃くなり、所謂結石やそれに準じたものが生成されることにより、尿道にそれらが詰まり排尿できなくなります。 雌猫は尿道が広いのでつまる事は稀です。
こうなったら猫達は大ピンチです。 トイレで排尿ポーズはとれど出ていないとわかったら、様子見している場合ではないかもしれません。
③関節の痛み
人もそうですが、やはり冷える時期は関節の傷みと思われるものが増えるように感じます。 高齢の子たちはこれからまさに色々な意味で冬の時期を迎えると言えます。
意外と書き始めると、思いの外多くのあるあるが存在していると感じます。 これ以上書くと終わりが見えないので、代表的なものを挙げさせていただきました。
動物だけでなく、人間の皆様も寒さで体調崩さぬよう御自愛ください。