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老齢動物 続編

今回は前回の老齢動物の続編として
テーマを絞りまして

雌のワンちゃんの子宮蓄膿症について

お話をさせて頂きます
今回、何故このテーマに絞ったのかと言いますと
私が金沢獣医科で働かせて頂くようになりまして
診察の当日もしくは、その翌日に緊急手術を行う
麻酔リスクの高い老齢動物の症例の一つだからです

まず簡単にはなりますが子宮蓄膿症とは
開放性の場合、陰部より膿が出てくる
閉鎖性の場合、多量の膿が蓄積された場合
膿は出ず腹部が膨らむの2種があります

症状としては
食欲元気の低下
陰部から膿
嘔吐
発熱
多飲多尿などが挙げられます

不妊手術を受けていないメス犬の場合
10歳になるまでに25%が子宮蓄膿症を発症し
なおかつ発症率は10歳以降も上昇するとされています
もちろん手術によって子宮を全摘出してしまえば今後
発症自体がなくなります
つまり今回、私がこのブログを通しましてお伝えしたかったことは

避妊手術を行えば予防することができるということです!!!

避妊手術にはメリット・デメリットもありますので賛否両論ありますが
個人的には子どもを産ませる可能性がない場合
早期の避妊手術(生後3~6か月頃)を推奨しております

補足にはなりますが愛犬みにーも初経前に避妊手術を行いました
100%予防できるという補償はありませんがリスクを
ほぼなくすことはできます!
早期に手術をしなくて後悔をすることは100%無いので
今でも、みにーちゃんにとって最善の選択だったと思っています

もし新たにメスの子犬を飼い始めた方には
是非一度ご家族と一緒に金沢獣医科にて
検討・相談をして頂けたらと思っております
堅苦しい内容にはなってしまいましたが
長文お読みいただきありがとうございました

動物看護士 原田






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